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書誌情報サマリ

タイトル

エレガンス入門  ちくまプリマー新書 523   

著者名 中野 香織/著
著者名ヨミ ナカノ カオリ
出版者 筑摩書房
出版年月 2026.5


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No. 所蔵館 資料番号 資料種別 請求記号 配架場所 帯出区分 付録区分 状態 貸出
1 総合館0012169868YAY 701.1//YA帯出可貸出中  ×

書誌詳細

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書誌種別 図書
タイトル エレガンス入門  ちくまプリマー新書 523   
タイトルヨミ エレガンス ニュウモン
著者名 中野 香織/著
著者名ヨミ ナカノ カオリ
シリーズ名 ちくまプリマー新書
シリーズ巻次 523
出版者 筑摩書房
出版年月 2026.5
ページ数、枚数 252p
大きさ 18cm
価格 ¥940
言語区分 日本語
ISBN13桁 978-4-480-68556-8
ISBN 4-480-68556-8
分類10版 701.1
分類9版 701.1
ジャンル(図書) 芸術・美術・ビジュアル
件名 美学、ファッション
内容紹介 エレガンスの語源はラテン語の「選びとる」という言葉。流行や他者の期待に迎合せず、自らの意思で選ぶことの積み重ねが、その人のスタイルを作ります。何を語り、何を沈黙させるか。どこまで踏み込み、どこで距離を保つか。どこまで競い、どこで譲るか。世界と仲良くしすぎないための、思想としてのエレガンスを紹介。
内容紹介 ラテン語の「選び取る」という言葉が語源のエレガンスは、自分と他者、個人と社会といった複雑に絡み合う関係を誠実に調整するための「技法」。多層的なエレガンスの姿を、思想、文化、美学、実践などを横断し読み解く。
利用対象 中学生,高校生,一般
書評情報 読売新聞
書評掲載日 2026/07/05



目次

1 序章 学問としてのエレガンスへ
2 Part Ⅰ エレガンスの思想
3 第1章 エレガンスの輪郭-美の概念として
     1 乱用される「エレガンス」/エレガンスとは「選び取る」ことの積み重ねである/宮廷から都市へ/エレガンスの構成要素/「美の地図」に位置づける/美とエレガンス-「写る美」と「振る舞いとしての美」/崇高とエレガンス-人間のスケールをめぐる対比/グレースとエレガンス-与えられた優雅さとつくり上げられた優雅さ/高貴とエレガンス-「序列」を示す美と、「心地よさ」をつくる美/ラグジュアリーとエレガンス-「どこまでやるか」と「どこで止めるか」/日本の美意識とエレガンス-「見せない」ことで生まれる緊張感/他者への配慮としての形なき贈り物
4 第2章 思想史Ⅰ 古代-近世-暴力から距離を取る技法
     1 古代ギリシア-暴力を「内面の調整」に変える/古代ローマ-権力を「洗練された振る舞い」に包み込む/中世〜ルネサンス-暴力を「ゲーム化」し礼節に絡めとる/フランス宮廷-決闘からサロンへ/エレガンスの二面性/暴力の見え方を変える仕掛けとしての武士道/イタリア宮廷-努力と攻撃性を見せない技術/日本-雅・侘び・粋としての非暴力の美学/エレガンスは人間をどう「進化」させたか
5 第3章 思想史Ⅱ 近代-現代-「権威」から「区別」へ
     1 ジンメル-流行で立ち位置のバランスをとる/ヴェブレン-有閑階級と「誇示的エレガンス」/ブルデュー-趣味・ハビトゥスとしてのエレガンス/ディドロ-自然な調和としての美/日本近代文学におけるエレガンス-陰翳・はかなさ・節度/ソンタグ-キャンプと真面目なエレガンスの裏面/近現代エレガンス思想の三つの座標軸
6 第4章 ココ・シャネル-女性たちのアイコン
     1 孤児院から世界的ネットワークへ/従属の美を壊す/自由をかたちにする/黒の力-喪の色から意志の色へ/矛盾を統合するエレガンス/生き方をデザインする/エレガンスの原型としてのシャネル
7 第5章 ダンディズム-男性たちの美学
     1 エレガンスは「女性の特権」ではない/ブランメルがもたらした「削ぎ落とす美」/二重の拒否-華美にも有用性にも与しない/ダンディズムとは何か-精神の貴族性としてのエレガンス/ジェントルマンとダンディ-倫理のモデルと美学のモデル/戦う美としてのエレガンス
8 第6章 美しい理論-科学が描き出すエレガンス
     1 証明問題からはじまるエレガンス/数学における「一行のエレガンス」/科学が描く、無駄のない宇宙の線/科学哲学が見た「美しい理論」/「美しさ」が目を曇らせるとき/ファッションにおけるエレガンスの逆説/テクノロジーと「使える」エレガンス/思考のエレガンスという地平
9 Part Ⅱ エレガンスの力
10 第7章 誰がエレガンスを決めるのか-「趣味」を支配する者たち
     1 感覚は、どのようにつくられたのか/誰が「上品」を決めてきたのか/帝国がつくった「標準の身体」/まねることは、服従か、戦略か/「趣味」を支配する者たち/誰の文化が「洗練」されるのか/炎上時代のエレガンス/これからのエレガンス倫理
11 第8章 世界と仲良くしすぎないための技法-静かな反逆として
     1 システムからの逸脱の技法としてのエレガンス/凡庸と退屈からの逃走/犯罪とエレガンスを両立させた衣装/善悪、法、道徳を超える矜持と美意識/「不純」の洗練-純粋さという暴力への抵抗/秩序の内部の異質性/矛盾を引き受ける強さ/現代における「反秩序」の実践/エレガンスという名の「私的な掟」
12 第9章 階級演出装置としてのエレガンス-特別であること
     1 民主化の陰で生き続ける「聖域」/ル・バル・デ・デビュタント-身体に刻まれる特権のコード/デビュタント舞踏会の歴史/ラグジュアリー・マーケティングへの転換/教育という名の「ハビトゥスの接ぎ木」とネットワーキング/コンクール・デレガンス-自動車という「拡張された身体」/パティーナ(古艶)の政治学/選別の美学と「模倣と翻案」/批判と沈黙/継承される境界線
13 第10章 エレガンスの到達点-ロールス・ロイスと「説明しない品格」
     1 なぜここでロールス・ロイスなのか-普遍的な「あり方」の抽出/「説明しない」という設計思想/東洋の静寂との邂逅/精神的自衛としてのエレガンス/制御された力/比較に応じないという選択
14 終章 AI時代のエレガンス
15 あとがき
16 参考文献

内容細目

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